米ホスティング会社DediPath、顧客への告知後わずか24時間足らずで突然の営業終了

10カ所のリースサイトでコロケーションを提供していた同社、発表当日に閉鎖

米国でホスティングおよび コロケーション事業を提供していたDediPath社が、顧客への告知を行った24時間足らずで突然営業を終了した模様です。

WebHosting Talkに加え、X(旧Twitter)とLinkedInには、同社が同日営業を終了するという内容のDediPath社のメールが投稿されています。

「DediPathは23年8月31日をもって業務を終了いたします。できるだけ速やかにデータを移行し、バックアップを取ってください。ご迷惑をおかけし、誠に申し訳ございません。長年にわたるご愛顧とご支援に感謝するとともに、DediPathの社員一同、心を痛めております」

突然の閉鎖ということなだけに、このメールが本物かどうか疑うユーザーもいたようです。DediPath社は、まだ存続しているウェブサイトや SNSアカウントでは何の発表もしていません。同社は8月31日の時点では、SNS上で自社サービスの宣伝を行っていました。しかし、DediPath CEOのMark Jiannino氏のLinkedInのプロフィールは現在なくなっています。

LowEndSpiritホスティングフォーラムのモデレーターは、閉鎖について同社に直接確認したと話しています。ホスティング会社のhostEonsもまた、このニュースについて確認したと述べています。

「我々はロサンゼルスのVPSノード、ウェブホスティング、専用サーバーをDediPathとコロケーションしてきたが、本日Dedipathが事業を終了すると発表してきました、はい、Dedipathは2023年8月31日、つまり本日をもって事業を終了します」と、hostEonsは自身のホームページ上で発表しました。

「しかし、幸いなことに、最近のネットワークの安定性から、我々はすでにDediPathからの移行を開始していました。我々は9000以上のVPSをDediPathから新しいネットワークに移行しました。しかし、ラスベガスの2つのサーバーとダラスの2つのサーバーについては、まだ保留中です」

DCDは、同社のホームページのチャットボックスに返答がなかったため、DediPathに直接メールを送信して確認を行っています。

2017年に設立され、デラウェア州ホッケシンに拠点を置く同社は、Flexential、Sabey、Path、およびEvocativeデータセンターなど、米国内の10施設からIaaS(Infrastructure as a Service)、コロケーション、ホスティングサービスを提供していました。


【更新】 Flexential社はDCD社に次のような声明を提供:「当社はDediPath社の状況を認識しており、顧客と個別に対応することが可能」

同社は顧客に対し、それぞれのコロケーション・プロバイダーに機器の撤去のチケットを送るよう指示しました。また、Dedipathを通じて登録されたドメインを “早急に “移管するよう勧めています。

SNS 上では、同日未明に送信された潜在的なトラブルを警告する別のメールへのリンクも投稿されています。

「私は、業界のリーダーやベンダーの幅広いネットワークに積極的に関与し、お客様のニーズに沿った最善のソリューションを模索してきました。このような苦境に立たされるとは誰も予想していませんでしたが、皆様がスムーズに手続きを進められるよう、あらゆる努力をしていますのでご安心ください」とそのメッセージでは注意を促しています。

さらに、 Limestone Networks社との新たな契約により、顧客は割引価格で移行できることを紹介し、また、コロケーション利用顧客には “遅滞なく “バックアップ手続きを開始するよう勧めています。

「我々はFlexentialと連携し、彼らがサービスを停止することはなく、コロケーションサービスや機器の回収に対応するために顧客に協力すると口にしています」と同社は述べています。

LowEndBoxの投稿では、最近DediPathで起きた大規模障害とCTOの退社について言及しています。

DediPathの閉鎖について何か情報をお持ちですか?tips@datacenterdynamics.com までご連絡ください。

この記事は海外Data Centre Dynamics発の記事をData Center Cafeが日本向けに抄訳したものです。

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