New York Internet、エクイニクス退去後の60 Hudsonのスペースを譲受か

米国のIT企業New York Internet (以下NYI) が、今年末にエクイニクスが立ち退く予定のニューヨークの60 Hudson キャリアホテルのスペースを引き継ぐと報じられています。

Christian KochのFoundationsニュースレターによると、NYIは60 Hudson内の旧エクイニクスNY8のスペースを取得し、NYIの営業スタッフから受け取ったメッセージを共有した複数の顧客を引き合いに出しているとしています。

NYIの広報担当者は次のように述べています。「Foundationsで報じられたNYIの取引に関するニュースは時期尚早であり、詳細と関係者はまだ未定であり、NDA待ちの状況である」

2021年5月、エクイニクスは、60 Hudson内にあるNY8施設を含む米国内の多くの賃貸データセンターから退去し、利用顧客を他の近隣施設に移行する計画を発表しました。

同社は当時、リース物件は 「顧客の将来の運用、拡張、持続可能性のニーズや当社の企業基準を満たさない可能性がある」と述べていました。

エクイニクスの同サイトのリース契約(約10,073平方フィート(936平方メートル)のコロケーションスペースを提供)は、2022年9月に満了する予定です。

ホームページ上では、NYIは60 Hudsonで現在21,000平方フィート(1,950平方メートル)以上のスペースを提供しており、Cordiant Digital Infrastructureによる買収後Hudson Interxchangeに改名したDataGrydと戦略的パートナーシップを結び、より広い設置スペースを必要とする顧客をサポートしていることが紹介されています。

ちなみに、デジタル・リアルティやDataBankなども同ビルでスペースを提供しています。

NYIは、他にもマイアミの36 NE Second Street キャリアホテル 、シカゴの350 E Cermakデータセンター、ワシントン州シアトルの3101 Western Avenuesから、クラウドコロケーション、ベアメタルのマネージドサービスを提供しています。

この記事は海外Data Centre Dynamics発の記事をData Center Cafeが日本向けに抄訳したものです。

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