
APACにおける2025年の開発パイプラインが新記録となる19.4GWを達成
マレーシアとインドの成長が牽引
APAC地域のデータセンター開発パイプラインが、2025年に新記録となる19.4GWに達したとCushman & Wakefieldの最新データが示しています。
不動産サービス会社である同社のAPAC Data Center Updateによると、本地域のデータセンター市場は「大規模な実行の新たな段階に入りつつあり、確固たるハイパースケール需要とAI対応インフラへの投資の加速を反映している」としています。
この成長は、現在建設中の3.7GWと、計画中の15.7GWによって裏付けられています。東南アジアは同地域内で建設中の発電容量の31%を占め、最大のシェアとなっています。
マレーシア、タイ、インドネシアではハイパースケールの活発な活動が成長をけん引しており、Cushman & Wakefieldは、この地域が「2026年に重要な供給サイクルを迎える」体制が整った段階にあると述べています。
同地域の稼働容量は2025年に13.8GW増加し、マレーシアとインドが牽引しており、両国は年間の新規稼働IT負荷の58%を占めました。
最も急速に成長している都市はジョホール州とムンバイで、ジョホール州は発電容量が401MWから897MWへと倍以上に増加し、ムンバイも542MWから768MWに成長しました。
ジョホール州は建設中の発電所が315MW、計画中が2.09GWと2つの開発パイプラインあり、ムンバイは建設中の発電所が323MW、計画中が998MWとなっています。
日本は依然として稼働容量で地域をリードしており、2025年には1.17GWを誇っています。シンガポールとオーストラリアがそれに続き、それぞれ1.04GWと786MWの稼働容量を有しています。
Cushman & WakefieldのAsia Pacific Data Center Group責任者であるAndrew Greenは、次のようにコメントしています。
「アジア太平洋地域のデータセンター市場は現在供給段階にあります。この地域全体でAI対応の電力容量が前例のない規模で提供されているのを目にしています。ジョホールバル、ムンバイ、バンコクのような市場は現在、展開戦略の中心となっており、東南アジアとインドはハイパースケールの中核拠点として急速に成長を続けています。同地域の記録的な容量の19.4GWのパイプラインは、クラウドおよびAI需要に対する確定した需要の深さ、そして計画容量を実稼働に変換するAPACの能力の高さを示しています。」
この記事は海外Data Centre Dynamics発の記事をData Center Cafeが日本向けに抄訳したものです。
















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