ジョージア州フルトン郡の障害はサイバー攻撃によるもの、多くのサービスがいまだに停止中

米国ジョージア州フルトン郡で発生した広範囲に及ぶIT障害は、サイバー攻撃によるものであると発表されました。

郡は二度目の更新情報を公開し、この事件は法執行機関により現在調査中であることを明らかにしました。

この大規模な障害は、1月29日に発覚し、地元当局は、フルトン郡のVoIP電話システムに影響が及び、その結果、多くのオフィスが電話を受けられなくなったと説明しています。

郡によると、2月1日時点でも、まだほとんどのオフィスで電話回線がダウンしているとのことです。

この障害は、フルトン郡の司法システムを含む他のいくつかのサービスにも影響を及ぼしています。現在、電子ファイリングやオンライン記録へのアクセスなど、一部の裁判手続きが利用不可となっています。

「フルトン郡保安官事務所は現在、拘留手続きをバックアップ(紙)に頼っている」と郡は述べています。

尚、フルトン郡警察の911システムは、現在も機能していることを明らかにしました。

しかし、フルトン郡警察は調書を発行できず、一方、フルトン郡の選挙事務所も一時的に閉鎖されています。

「この事件で個人情報が流出したという証拠は今のところありません。しかし、調査は続けられており、慎重に精査されています」

当局は「サービスを安全に復旧させるため、24時間体制で取り組んでいる」と付け加えています。

この記事は海外Data Centre Dynamics発の記事をData Center Cafeが日本向けに抄訳したものです。

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