Zoom、テレワーク急増に伴い部分的な停止が発生
Microsoft Teamsの障害に続き
新型コロナウイルスの感染拡大が進む中、新規ユーザの需要をカバーしきれず、オンライン会議ツールのZoomは「部分的な停止」トラブルに直面したようです。
同社は最近このサービスの大々的なプロモーションを行ない、より多くの無料オプションを提供している事もあり、運用に更なる負担をかけています。
みんなオンライン
3月16日月曜日、Zoomは、ソフトウェアに「パフォーマンスの低下」が発生し、通話サービスが「部分的に停止」した、とコメントしました。
より多くの人々のオンライン移行、在宅勤務への広がりに伴い、サービス停止や接続障害を検知するDowndetector(ダウンディテクター)は、カリフォルニアの始業時間に障害のピークを示した、とThe Registerが最初に報告をしています。
同日、Microsoft Teamsもヨーロッパ地域で同様の障害を経験し、日曜日にはオンラインゲームサービスのXbox Liveが2時間程ダウンしました。
世界各国で社会的な封鎖、あるいは距離を置く事が奨励・強制されている中、通信事業者は前例のないトラフィックの急増に直面しています。 先週、DE-CIXは9.1テラビット/秒というデータ スループット の世界記録を樹立しました。DE-CIX CTOのトーマス・キング博士は次のようにコメントしています。「実際のところ結果的に、人々が新型コロナウイルス感染症(covid-19)問題に直面している現在の例外的な状況と同様、インターネットはかつてないほど大きな役割を果たしている。」
Data Center Dynamics
【参考】先週3.11-13に新型コロナウイルス感染拡大防止の目的により、DCPROデータセンタートレーニング「運用プロフェッショナル」クラスのZoomによるオンライン初開催を行いましました。3日間の講習期間、幸い本記事にあるような通信障害は発生せず、無事に終了することが出来ました。
コメント ( 0 )
トラックバックは利用できません。
この記事へのコメントはありません。