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英国最大を目指すNTTデータセンターの視察レポート【特集】

イノベーションサービス

ダグナムサイトが他のデータセンターと異なる点は、NTTの顧客の要望に応じてハードウェアやソフトウェアの設計や試験を行い導入できる「イノベーションラボ」があることです。

イノベーションラボは、NTTがグローバル・データセンター部門に合流させた欧州のデータセンター事業者e-shelterの特徴でした。これは、サービスやクラウドのパフォーマンス合理化に役立つソフトウェアの改善を示します。

– shutterstock

すべてのデータセンターは、信頼性を保証します。多くの施設と同様、London1は、事実上の業界の信頼性基準である Uptime Tier システムに照らして設計されていますが、現段階では認証取得に向けた正式な計画はありません。

「当社は通常、Tier III 仕様を標準として構築している。」と、Eland 氏は説明します。「通常、Tier認証を取得すのは非常に難しいが、それは設計の仕方によるものだ。認証取得のクライアント要件がある場合はそれを行うが、そうでない場合は、とにかくその標準に合わせて建築するだけだ。この施設が一般的になるにつれ、クライアントは『快適な毛布』を求めるようになる可能性があるため、認証を受けるかもしれない。」

他のマルチテナント型データセンター(MTDC)と同様、London 1 は数多くの個別の顧客の要求に応えなければなりませんが、 Eland氏は、段階的に建設される新しい施設の方が、より容易にこれを実現できると考えています。

「マルチテナント施設であることの難しさは、あらゆる顧客にあらゆるものを提供しなければならないということだ。」

「これは、段階的に建設することの利点であり、顧客のさまざまな要件に合わせて施設を最適化させることができる。例えば、特定のスイート内に30kWの設備を構築する必要がある場合、4~6kWのラックしか必要としない金融サービス会社とは全く異なる要件になる。」

「従い、可能な限り設計に柔軟性を持たせることだ。」

Data Center Dynamics

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