
n2sとNTTデータ、Virgin Media O2の英国データセンター全拠点でIT機器の持続可能な廃棄処理を共同実施
両社は3年間のパートナーシップ契約を締結
英国の電子廃棄物処理企業Network 2 Supplies(n2s)は、NTTデータと3年間のパートナーシップ契約を締結し、Virgin Media O2の英国データセンター全拠点において、IT機器の持続可能な廃棄処理(sustainably decommission)、資源回収の支援、循環性の向上を推進すると発表しました。
本契約により4万台以上のIT資産が持続可能な方法で処理され、廃棄物削減・重要資源回収を促進するとともに、Virgin Mediaの省エネやCO2削減目標達成を支援するとしています。
NTT Data UK&IのCEO、Niccolo Spataro氏は次のようにコメントしています。「世界最大級のデジタルインフラ・サービスプロバイダーとして、弊社は環境持続可能性の実現に確固たる決意を持っています。このパートナーシップは、その取り組みを体現するものです」
本契約では、n2sの姉妹会社であるBioscope Technologiesが、各拠点で先進的なアーバンマイニング技術とバイオリーチング技術を導入することも予定されています。両社によれば、この技術により銅や金などの貴金属を、自然で低炭素なバイオ技術プロセスを通じてより多く回収可能となり、従来の抽出・精製に伴う環境負荷を大幅に低減できるとされています。
「n2sの先駆的なバイオリーチング技術とVirgin Media O2の野心的な環境目標を組み合わせることで、責任あるテクノロジーライフサイクル管理が循環性とビジネス価値の両立を実現できると実証しています。組織のデジタルトランスフォーメーションを導く中で、レガシー機器を廃棄物ではなく資源として扱うことが、真に持続可能な未来構築の核心なのです」
とSpataro氏。
2002年設立のn2sは、モバイル機器やオフィスITからデータセンター、ネットワーク、通信機器に至るまで、あらゆる分野の廃棄電子機器を回収し、部品の再生・再販・リサイクルを実施しています。
同社によれば、2025年には33.5トン以上の機器を処理し、322トン以上のCO2排出を回避したとのことです。
「n2s がバイオリーシングの能力拡大を続ける中、NTT データおよび Virgin Media O2 とのこの提携は、持続可能なデジタルインフラに関する共通のビジョンを強化するものであり、都市やビルが新たな鉱山であることを証明するものです。私たちは協力して、テクノロジーの廃棄方法、資源の回収方法、循環的価値の創出方法を進化させ、英国のネットゼロへの取り組みを支援しています」
n2s のエグゼクティブディレクターAndrew Gormarsall はこのように述べています。
この契約は、Virgin Media O2 のネットゼロへの取り組みを支援するものと期待されています。Liberty Global と Telefónica SA の合弁会社である同社は、2040 年末までにバリューチェーン全体で完全なネットゼロカーボン排出を達成するという目標と、廃棄物ゼロの運営を約束しています。
Virgin Media O2 の最高サステナビリティ責任者である Dana Haidan は次のように述べています。
「今回の提携は、Virgin Media O2 が、従来のネットワーク機器を責任を持って処理し、部品を回収して再利用、あるいは持続可能な方法で廃棄することで、廃棄物ゼロの運営を実現するという取り組みに基づくものです」
この記事は海外Data Centre Dynamics発の記事をData Center Cafeが日本向けに抄訳したものです。
















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