米ダラスのIBM Cloudが小規模な停止
各地で小規模なシステム障害が相次いだ今週、IBM Cloudも3月17日にいくつかの障害を経験しました。
同社の米国ダラスのデータセンターでサービスレベルが低下し、一部は完全にダウン、他のサービスも遅延やエラーコードが吐かれていたようです。
ここでも
今回の障害で影響を受けたサービスは、Watson AI、IBM Cloud、DB2、Event Streams、およびClassic Network Infrastructureのようです。
IBMの広報担当者は、今回の米国南部地域で発生した複数エラーの原因について開示はしていません。同社のステータスページ上でも、詳細はほとんど記載されていません。「問題は既に解消され、サービスは現在正常に動作している。」とIBMはコメントしています。サービスによっては、停止やエラーは最大4時間続いたようです。
ダラスの施設に加えて、フランクフルト、ワシントンDC、ロンドン、シドニー、東京のIBMデータセンターにおけるアカウント管理サービスは、3時間弱ほど著しい遅延が発生しました。
尚、直近では、MicrosoftがTeamsサービスやXbox Liveサービスのサービス障害に加え、Azureの電源障害によるダウン 、さらにはZoomオンライン会議サービスの障害などが発生しています。これらのシステムダウンの一部の原因は、新型コロナウイルス感染症(Covid-19)拡大に伴う、在宅勤務(テレワーク)の増加による異常なレベルのトラフィックによって引き起こされています。
Data Center Dynamics
※ 先日2/23、日本国内でも、日本IBMデータセンターでシステム障害が発生し、顧客の住信SBIネット銀行や山形銀行などの地方銀行でATMやインターネットバンキングが利用できないという事態が発生したばかりです。
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