Telekom Romaniaがクルジュ=ナポカに小規模DCを開設へ
ルーマニア発のデータセンターニュース
トランシルバニア中心部で300ラック
今月、Telekom Romania(テレコムルーマニア)は、同国で4番目の大都市クルジュ=ナポカに小規模なデータセンターを開設します。
この施設はゼネコンのTema Energyが建設し、300架のサーバラックを収容します。
近代化プロジェクト
施設は旧テレコミュニケーションセンタービルに構築され、600kWおよび1,000kWの受電設備に接続されます。
「 既存ビルに新データセンターを構築したことで、コストが大幅に削減できた」とテレコムルーマニアのB2B製品管理マネージャーのVasile Voicu氏は述べています。「今、データセンターを構築するのに、 容量1MWあたり500万〜700万ドルかかってしまう」
新DCはブカレストとブラショフにある既存施設に加わります。
同社はドイツテレコムとブランドを共有していますが、ギリシャの通信事業者OTEの子会社として長い間運営されており、ドイツテレコムが筆頭株主となっています。
しかし、この8月、フランスの通信事業者 Orangeはルーマニアと、テレコムルーマニアの固定事業を引き継ぎ、政府が事業の5分の1を所有する新しい事業体を設立する原則的合意に署名しました。
Data Center Dynamics
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