AWS USEast-1リージョンで大規模障害が発生
Amazon Kinesisが破損した模様
米国バージニア州北部のAWSのUSEast-1リージョンで、エラーカウントが増加しており、一部のクラウドサービスが動作しなくなっています。
Amazon Kinesisに「APIエラーの増加が見られる」とし、これにより、Amplify、API Gateway、AppStream2、AppSync、Athena、Cloudformation、Cloudtrail、Cloudwatch、Cognito、DynamoDB、IoT Services、Lambda、LEX、Managed BlockChain、S3、Sagemaker、 EventBridge、およびWorkspacesに影響が出ています。
今回の障害は、通常クラウドサービスの停止やエラーの詳細について表示するステータス更新ページ機能にも影響を与えています。
ハッピー・ホリデイ
AWS Service Health Dashboardは現在信頼性が低いため、障害がどの程度広まっているのかは不明です。障害は東部標準時の午前8時16分頃に始まったと考えられていますが、ダッシュボードの更新に時間がかかっており、は午前9時36分に最初の障害報告が通知されている状況です。
その後、同社は、ページ更新する機能が影響を受けていると報告しましたが、しかし一方SNSアカウント上では依然として、ユーザにダッシュボードへのアクセスを促しています。
Amazon Kinesis Data Streams(KDS)は、非常にスケーラブルかつ耐久性のあるリアルタイム・データストリーミングサービスであり、数多くのプラットフォームのバックボーンを支えています。
今回そのサービスの停止により、LaravelのVapor、Paddle、SEEDのサイトログインなど、複数社のサービスがダウンしました。
「一部のユーザがコンソールへのログインで問題を抱えている」とSEEDはツイッター上で報告しています。「現在、 AWSの停止によりこの問題が発生していますが、他のサービスについては正常に動作しています。現在問題の状況をモニタリングしています」
League of Legends、GIPHY、Sirius XM衛星ラジオ、Amazon Ringのユーザらも皆、障害を報告していますが、それらが今回のAWS障害に関連しているかどうかは不明です。
更新:Flickr、Adobe Spark、Anchor、Roku、Shipt、The Philadelphia Inquirer、RSSポッドキャスティングなども影響を受けているようです。
Data Center Dynamics
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