Global Switchの防火システム誤作動によりサーバが停止

オーストラリア、シドニーのデータセンターで、誤警報に伴い施設の消火システムが作動し、オーストラリアのブックメーカーのサーバに損害を与え、そのサービスをダウンさせるという障害が発生しました。

この障害の影響で、オーストラリアのブックメーカーTABが提供するサービスが、先週土曜日の午前11時30分(オーストラリア時間)頃にダウンしました。その後、Global Switch社は、メディアに対する声明の中で、事件が発生したのはシドニーのウルティモにある同社のデータセンターであることを認めました。

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オーストラリアン・ファイナンシャルレビューは、同社の公式な声明発表の前に、これはGlobal Switchで発生した障害であると報告しました。TABの親会社であるTabcorpが、Global Switchについての言及をしたことはありませんでしたが、レビューの中で同社の身元が明らかになりました。

Global Switchは次のように述べています。「電力系統への影響はなく、100%の稼働を維持していたが、障害の中で、ある顧客の複数台のサーバや機器に影響を及ぼした。火災は発生せず、自動消火システムはすぐに通常の稼働状態に戻った」

データセンター事業者のNextDCは、Tabcorpが利用するデータセンター事業者の1社です。NextDCは、Global Switchがメディア報道を確認する前の段階で、障害が発生したのは同社の施設ではないことをiTnewsに伝えています。

TABはツイッター上で次のようにコメントしています。「システムの問題により、現在、賭博施設は利用できません。できるだけ早急に復旧できるよう努力しています」その後、同社は次のコメントを追記しています。「今日も停止が続いている大規模な技術的問題についてお詫びします。障害原因はTabcorpサーバを収容する外部のデータセンターで発生した大規模停電であると理解しています。サービスの完全復旧に向けて、引き続きあらゆる人員を投入しています」

今回のシステム停止は、レースカレンダー上最大のイベントの1つである競馬のメルボルンカップ最終日に発生しました。Tabcorpは、このシステム停止は同社に対し、約1,000万豪ドル(720万ドル、約7億6,000万円)の損害を与えたと想定しています。

2019年7月に、Tabcorpはワークロードを5か所のデータセンターから3か所に移設し、330以上のアプリを新しい環境に移行しました。この統合は、2017年のTabcorpとTatts Groupの合併の一環で行われた「テクノロジー統合イニシアチブ」の一部でした。その時点で、同社がNextDCが所有する施設からスペースを借りていたことが明らかになりました。

Data Center Dynamics

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