権限変更が原因のSalesforceの大規模障害
プロバイダーのAWSは問題なし
Salesforceで本日大規模な障害が発生しましたが、これは社内の権限変更によりクラウドプロバイダーのAmazon Web Services(AWS)に接続できなくなったのが原因であった模様です。
なお、AWS自体にはサービス上の問題はありませんでした。
SalesforceのSales Cloud Engineering部門のSVPであるShanmugam Chinnasamy氏は、顧客とのビデオ通話の中で 「これは我々のパブリッククラウドへのアクセスサービスに関するものだ」と述べていたとMartechは報じています。
「SalesforceからAWSにアクセスし、パーミッションの変更を行なったが、それがこのエラーの原因となった」
Salesforce Core Services、Commerce Cloud、MuleSoft、Tableau、Data Cloud、Hyperforce、Marketing Cloud Intelligence、Omni Channelなどが今回の障害の影響を受けました。
数時間後、Salesforceは変更をロールバックし、サービスは再開され始めました。
Salesforceは今回のインシデントに関するアップデートで次のように声明を発表しています。「この度のインシデントがお客様ならびにお客様の組織に与えた影響について、心よりお詫び申し上げます。最初のインシデントの概要をここに掲載し、当社の標準的なプロセスの一環として、インシデントの完全な根本原因分析を行います」
この記事は海外Data Centre Dynamics発の記事をData Center Cafeが日本向けに抄訳したものです。
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