ウクライナ情勢: スミ州とビニツァ州でインターネット接続に障害

ウクライナ北東部の都市スミと西部のVinnytsiaでインターネットサービスが中断しています。

今回の障害はロシアの主権国家へのいわれのない侵略によって引き起こされた、深刻なネットワークの混乱の最新のものです。

ジョージア工科大学のインターネット障害検出・分析(IODA)プロジェクトによると、スミは現地時間14日午前11時30分に接続を失いました。同市は2月24日以来、ロシア軍が市内の一部を占領し、他を砲撃するなど、包囲下に置かれています。

ビニツァ州での障害は、インターネットサービスプロバイダVinAsteriskのネットワークの障害に関連しています。同社はこの障害は「ハッカーの攻撃」によるものだと述べていますが、詳細は明らかにしていません。

ハッカーは以前、ウクライナとその周辺にあるViasatの衛星インターネット網をダウンさせ、その攻撃は現在、西側情報機関によって調査されています。

先週はISPのTriolanへのサイバー攻撃で12時間以上の停電が発生し、ウクライナ国営通信事業者のUkrtelecomは全国的な停電で4000万回ものダウンが発生しました。

この記事は海外Data Centre Dynamics発の記事をData Center Cafeが日本向けに抄訳したものです。

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