Boeing Defence UKがArk Data Centresを提訴

軍事企業のBoeing Defence UKは、スプリングパークにあるデータセンターにおけるサービス提供に関連する問題でArk Data Centresを訴えています。

「この訴えは約2年前に発生したインシデントに関連しているが、その原因は特定され、その時点で解決されている。」と、Ark社のコマーシャルディレクターのSimon Burrage氏はDCDに語っています。「当社は訴えに対し抗弁しており、保険会社、サプライヤー、及びボーイング社と連絡を取り合い、その訴えを専門的に解決するよう努めている。」

The Sunday Timesが最初にレポートしたこの訴訟に関する詳細はまだ分かっていません。また、ボーイング社はコメントを控えています。

良くない新年の始まり

航空宇宙大手の米ボーイング社の子会社である Boeing Defence UKは、2019年末にArk社の子会社であるArk Data Spring Park Limitedに対して訴訟を起こしました。

Ark社はまた、英国内閣府との合弁会社であるCrown Hostingを運営しており、英国の公共部門へのデータセンターサービスの多くを提供しています。

訴訟の原因となっているスプリングパークの施設は、英ウィルトシャー州コーシャムにある38エーカーの敷地にあります。Tier III基準に合わせて建てられたこの施設がある敷地は、以前は英国防省が所有しており、現在は国防省、法務省、UKCloud等が利用しています。ボーイング社は2017年のブログ投稿で顧客リストに記載されました。

スプリングパークには5つのデータセンター棟があり、そのうち3つは2019年夏に稼働しました。各棟は複数のデータホールで構成され、合計で200,000平方フィート弱の ホワイトスペース を持ちます。

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また、Ark社はファーンバラのコーディパークでもデータセンターを運営しており、そしてロンドン郊外に施設の建設を進めています。2019年12月に同社は、チャーツィーのロングクロスに新たな385,000平方フィートのデータセンターの建設用地を取得しました。

Ark社はINGから4億5,000万ポンドの借入を行い、この土地を取得しました。

ボーイング社は現在、早計な設計に起因する2度の航空機事故、346人の命を奪った悲惨な737 Max航空機事故の余波に対処しています。同社は737 Maxが100億ドルもの損失をもたらすと予測しています。

Data Center Dynamics

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