イランの通信事業者データセンターで火災が発生、広範囲のインターネット障害が報告

テヘランの通信ビルで火災が発生した模様で、イラン全土でインターネット障害が発生しています。

テヘランが最も大きな被害を受けているようで、複数のプロバイダーが影響を受けていますが、他の都市でもインターネットサービスが失われています。Mahdi Salem電気通信副大臣は、「電気的接続」が原因で火災が発生したが、その後復旧が行われたとの発表を行いました。

インターネット障害追跡を行うNetBlocksは、「イランで大規模なインターネット障害が発生し、テヘランやその他の地域に大きな影響を及ぼしている」とコメントしています。

イランの公共および民間通信事業者に通信インフラを独占的に提供しているTelecom Infrastructure Company (TIC)社の外では、消防士の姿が目撃されています。

2018年時点では、イラン国民の約64~69%がインターネットを利用していると報告されていました。しかし、政府は国民のインターネットアクセスを厳しく検閲し、YouTube、Facebook、Twitter、Blogger、Telegram、Snapchat、Medium、Netflix、Hulu、そして多くの主要な西側諸国の報道機関のプラットフォームをブロックしています。

この記事は海外Data Centre Dynamics発の記事をData Center Cafeが日本向けに抄訳したものです。

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