SpotifyとDiscordの障害はGoogle Cloudの問題にリンク
音楽とポッドキャストのストリーミングサービスSpotifyとメッセージングプラットフォームDiscordで 3月8日に発生した障害は、Google Cloudの問題に関連しているようです。
Discordは、Google Cloudのコンポーネント「Traffic Director」に問題があることを確認し、SpotifyはGoogle Cloudユーザーであることが知られています。
「 Traffic Directorの問題は、最近のリリースが原因であることが確認されました。リリースはロールバックされ、お客様はTraffic Directorを使い始めることができます。”」Google Cloudはステータスレポートの中でこう述べています。「私たちは、考えられる根本原因を特定し、今後数日以内にインシデントレポートを公開する予定です。」
Discordは、Traffic Directorがそのロードバランシングレイヤーを構成する役割を担っていると述べています。「その誤動作において、それは私たちの内部ロードバランシングレイヤーが有効な設定を持っていないことを引き起こし、APIの可用性の損失を引き起こした 」と同社は述べています。
「エンジニアリングは、トラフィックディレクターを使用しない代替プロキシ設定に移行することで修復するための対策を講じました。別の負荷分散トポロジーを使用するように切り替えるのに少し時間がかかりましたが、Traffic Directorの問題が解決する前にサービスを回復するためにそうすることができました。」
昨年、The Informationは、SpotifyがAppleとTikTokに続く、約460ペタバイトのデータを持つGoogleの第3の顧客であると報告しました。
この記事は海外Data Centre Dynamics発の記事をData Center Cafeが日本向けに抄訳したものです。
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