Zoomが日曜の午前中(PDT)に停止

人気のビデオ会議プラットフォーム「Zoom」で、 5月17 日(日) に主に米国、欧州、中東の利用ユーザーに影響した障害が発生しました。

障害がどの程度広がったかは不明ですが、SNS上であがった苦情を見る限り、かなりのユーザーが影響を受けたことがうかがえます。

【補足】日本国内でも影響があったとの報告も上がっています。

日曜日の朝

「一部の Zoom利用ユーザーがミーティングの開催と、ミーティングへの参加に関して問題が発生している可能性があるとの報告を受けた。当社のチームは、この問題の根本原因と範囲を特定するために取り組んでいる。」とZoomは、5月17 日(日)6時42分(北米時間)にステータスページ上で報告しています。

午前8時39分には、「この問題の影響を受けたZoom利用ユーザーは、セッションを再開することで、ZoomミーティングおよびZoomビデオウェビナーの開催、参加ができるようになった。」と同社はコメントしています。
「一部の利用ユーザーに影響を与えたこの問題を検証し、今後運用上の影響を及ぼさないよう監視を続けていく。」

Covid-19の流行とそれに伴うロックダウンの中で宗教団体がオンラインへと移行している背景もあることから、障害のピークは日曜日の教会サービスの開始と一致していたように思われます。

– shutterstock

「私の朝のバーチャル説教壇」
Rev Jason Wells牧師は、グレース・エピスコパル教会の朝の祈りを読み込もうとしている画像を添えてこのようにツイートしました。

「世界的なZoomの障害に間に合ったか?」

「これは牧師が日曜日に休みを取るための一つの方法だ。」と続けてツイートしました。

いくつかの礼拝は完全にキャンセルされましたが、アナーバーのモザイク教会などの教会はすぐさまYouTubeに移行したようです。

Post Production Worldのオンライン会議は、今回の障害の影響でライブイベントの一部に影響が出るなど、運が悪かったようです。

Zoomのブーム

多くの人が自宅に閉じこめられつつも勤務の継続を求められるこの奇妙なパンデミックの時代に、Zoom はその勢力を広げました。同社がCovid-19時代における会議及びビデオチャットプラットフォームのデファクトスタンダードになったことで、 利用率は急上昇しています。

その成功に至るまで、困難がなかった訳ではありませんでした。Zoomは、オンライン生活へ突入した早い段階で障害に見舞われ、セキュリティリスクに関するクレームの繰り返しに悩まされてきました。

高まるセキュリティ上の懸念(正当なものもあれば、競合他社からの圧力もある)に対抗するために、同社は急速にセキュリティにフォーカスしたソフトウェアの変更を行ってきました。また、Trump大統領の元国家安全保障顧問であったH.R. McMaster氏を取締役に迎え、そしてセキュリティ会社のKeybaseを買収しました。

また、同社は増加する負荷に対応するために物理的なフットプリントを拡大しました。バックエンドインフラの多くはAmazon Web Servicesにホストされており、Zoomの最近の成長の大部分はこのクラウド会社が担っています。
しかし、Zoom はOracleを含む他のクラウドプロバイダーも利用しており、コロケーションデータセンターにも極めて大規模なフットプリントを有しています。Zoomは公にEquinix(エクイニクス)の利用顧客であることを認めていますが、Digital Realtyにも同様の大規模フットプリントを有しているとDCDは理解しています。

Data Center Dynamics

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