Zoomの多くはAWS上で稼働、Oracleではない – AWSが反論

Zoomは明らかにAWSとそのデータセンターを長い間使用していた

アマゾンウェブサービス(AWS)は、新型コロナのパンデミック、ロックダウンに伴い利用が増加しているビデオ会議アプリケーションZoomが、”AWSクラウドよりもOracle Cloud上で実行されている”といったOracleの昨日の主張に対して反論を発表しました。

AWSから要求された修正によると、ZoomはAWSクラウドをバックオフィストラフィックとして長い間使用しており、リアルタイムトラフィックには独自のサーバを使用していたとしています。AWSが転送してきたZoom幹部とのQ&A議事録によると、このzoomサービスは、パンデミックが発生して以来、大量のリアルタイムビデオ会議トラフィックをAWSに移行し、Oracle Cloudへの移行は僅かであったということです。

誰もがZoomしたい

「我々はクラウドテクノロジーと弊社独自のデータセンターを組み合わせて使用してサービスを提供し、顧客が確実にコラボレーションできるようにしている。」と、Zoom社CTOのBrendan Ittelson氏は、AWSから転送されたオンラインQ&A上でコメントしています。「我々はAWS、Oracle Cloud、Azureなどのサービスと同様に、我々が管理しているコロケーション施設のグローバルデータセンターネットワークも使用している。」

CEOのEric Yuan氏はこれを更に明確にし、Zoomが歴史的に「自社のデータセンター」(おそらくコロケーション施設内の機器を意味する)でリアルタイムのビデオ会議トラフィックを処理し、AWS上で事前ミーティングおよび事後ミーティングのデータをホストしていたことを説明しました。

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「我々の有料会員のリアルタイムトラフィックは、常に自社データセンター内に留まっていた。」これは明らかに何年も続いたアレンジメント(Zoomは2011年に設立)であるとYuan氏は述べています。この流れは、Netflixなどの他のリアルタイム系サービスでも同様です。Netflixは、バックオフィス機能をAWS上で処理し、ストリーミングデータについては、コロケーション施設内の自社ハードウェア上で処理しています。

新型コロナパンデミック危機の間、Zoomはリアルタイムトラフィックの一部をAWSに移行する必要があったと、Yuan氏は述べています。「このパンデミック危機の間は、日々新記録を塗り替えていた。我々の既存の自社データセンターではこのトラフィックを実際に処理できなかった。」

これは、AWSが毎日数千台の新しいサーバをZoomに投入していたことを意味します。氏は言います。「数か月前、Amazonは本当に素晴らしいサポートを提供してくれた。Andyと彼のチームは大量のサーバ容量を提供し、毎晩5,000台から6,000台ものサーバを追加してくれた。…数多くのサーバが世界中で私たちを支援してくれた。」

彼はまた、ZoomはOracleも利用していると指摘し、同社の事を「素晴らしい顧客」、つまりZoomサービスの利用顧客であると説明しています。しかしながら、Oracleの利用レベルは明らかに低いようです。

「彼らはまたサポートの提供も望んでいた、そして我々はテストを行い、うまくいった。」とYuan氏は言います。「だから、我々はいくつかのサービスをOracle Cloudから追加をした。結局、我々の自社データセンター、そして主にAmazon、そしてOracle Cloud、これら3つを組み合わせて、前例のないトラフィックすべてに対処した。」

DCDはZoomに連絡を取り、確かな情報源からこの事を明らかにしました。

Data Center Dynamics

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