Twitter、サクラメントDCを閉鎖、アトランタDCを縮小へ

Twitterがサクラメントのデータセンターを閉鎖し、アトランタの施設も縮小する動きであるとPlatformerのZoë Schiffer氏がコメントしています。この決定については、11月に既に噂されていました。

同社は現在米国内で3か所の主要DC施設を運営しており、残るオレゴン州ポートランドの施設が負荷の増大を受け止めるものとみられています。Twitterがこの移行に関する分析を行ったのかどうか、残ったサーバーで負荷に対応できるかどうかについては明らかになっていません。なお、9月にサクラメントのデータセンターがダウンした際には、システム停止が発生したとのことです。また、この移転は早ければ年明けの1月上旬に実施される見込みのようです。

TwitterはAWSやGoogle Cloudともクラウド契約を結んでいますが、新オーナーのイーロン・マスク氏は、契約の見直しとともに経費削減を図ろうとしているとみられています。

その一方で、より多くのストレージと計算能力を必要とする、長時間の高解像度動画などの新サービスのリリースを予定していると彼は話しています。

マスク氏の買収について「sighhhhhhhhhhhhhhh(はあああああああああああああああ)」とツイートして解雇された元Twitter社員のSasha Solomon氏は、データセンター閉鎖の報道に関し、こう反応しています。「Omfg(ああ、なんてこと)…フェイルオーバーが必要な時期に…頑張って。たった1か所のデータセンターがTwitterの全トラフィックを処理できるのか、とても楽しみだわ」

また、同じくTwitterの元社員Gerard Taylor氏は、「SMF1だけを使うようにハードコードされたオーロラファイルがどれだけあるか考えているところだ。少なくとも1回は障害が起きることは間違いないだろうね」

もう一人の元社員、Catherine Bonn氏はジョークを飛ばしています。「つまり、第1四半期の終わりまでに、Twitterは指数関数的に少ないトラフィックになっているかもしれない、だから多分大丈夫じゃないかな?」

マスク氏は、Twitterを買収して以来、積極的にコスト削減を図ってきました。

マスク氏は買収完了後すぐに、同社のスタッフ7,500人のうち約半数を解雇しました。その後、公の場で彼を批判した人々を解雇し、また、解雇すべき批判者を社内のプライベートメッセージから探しました。

そして残った社員には残留するかどうかの判断を迫り、去る者には退職金を出し、残る者には「長時間・高強度の」そして「極めてハードコア」な環境を与えると約束しました。

Twitter Command Center(需要急増時の障害や 技術的な不具合を防ぐのが任務)部門の多くを含む1000人以上が同社を去りました。また、「コアサービス」コンピューティング・アーキテクチャ・チームは、100人以上いたのが4人にまで減りました。

最近のTwitter Spacesのディスカッションの中でマスク氏は、同社が「年間30億ドルの負のキャッシュフロー状況」に直面し、10~15億ドルを債務の返済に充てているため、大幅な削減を行った、とコメントしています。

ただこの高金利の返済は、彼が行った買収によって125億ドルの負債を背負わされた結果生まれたものです。

この記事は海外Data Centre Dynamics発の記事をData Center Cafeが日本向けに抄訳したものです。

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