Cloudflare、北米コアデータセンターの停電によるサービス停止から回復

コンテンツ・デリバリー・ネットワーク(CDN)、セキュリティ、エッジ・コンピューティングを展開するCloudflare の北米のコアデータセンターで発生した停電による部分的なサービス障害は復旧に向かっています。

同社の発表によると、停電はサービスの変更に影響しただけで、コアサービスは機能していたとのこと。なお、今回の障害により、ダッシュボードとAPIにはアクセス不能となりました。

影響を受けたサービスは、”Magic Transit、Argo Smart Routing、Workers KV、WAF、Rate Limiting、Rules、WARP / Zero Trust Registration、Waiting Room、Load Balancing and Healthchecks、Cloudflare Pages、Zero Trust Gateway、DNS Authoritative and Secondary、Cloudflare Tunnel、Workers KV namespace operations、Magic WAN、Cloudflare Images”。

同社はデータセンターでの停電の原因については明らかにしなかったものの、”一部のコアサービスをバックアップデータセンターにフェイルオーバーさせ、影響を部分的に改善した “と述べています。

今回の障害は、グローバルに分散されたキー・バリュー・ストアであるWorkers KVのアップデートに失敗し、Cloudflareの全サービスが37分間ダウンしたわずか数日後に発生しました。

この記事は海外Data Centre Dynamics発の記事をData Center Cafeが日本向けに抄訳したものです。

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