Stack がオーストラリア初のデータセンターを開設

メルボルン・キャンパスで最初の36MWビルが稼働開始

Stack はオーストラリアのメルボルンに新しいデータセンターキャンパスを開設しました。

同社は今週、MEL01として知られる初のアジア太平洋(APAC)データセンターの完成を発表しました。

メルボルンのトルガニーナ地区にある3.6ヘクタールの敷地にある3階建て36MWのMEL01A施設は、72MWのキャンパス内にあり、最終的には2棟のビルが建設される予定です。敷地内には105MWの専用変電所もあります。

Stack APACのCEOであるPithambar (Preet) Gonaは、次のように述べています。「メルボルンの成長著しいハイパースケール地区内に、アジア太平洋地域初のデータセンターを開設できたことを誇りに思います。これは、Stackの各リージョンにおける深い専門知識と実績あるグローバルな開発能力の融合を強調するものです。」

IPI傘下のStack社は昨年、地元デベロッパーのHickory社が所有する3つの開発プロジェクトを引き継ぎ、オーストラリア市場に参入しました。

Hickory は2021年6月、メルボルンに2万5,000平方メートル(26万9,000平方フィート)の施設を建設することを発表し、2021年後半に着工しました。

Stackはまた、キャンベラのヒュームに28MWのデータセンター、パースのワンガラに24MWのデータセンターを計画しています。この2つは当初、2022年第3四半期に着工予定で、2023年後半に引き渡される予定でした。

この記事は海外Data Centre Dynamics発の記事をData Center Cafeが日本向けに抄訳したものです。

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