Tencent CloudとDigital Edge、ジャカルタEDGE1データセンター接続性強化

大手クラウドサービスプロバイダーのTencent Cloudは、PT Ekagrata Data Gemilang(以下「EDGE DC」)が運営するジャカルタのEDGE1データセンターにおけるEdge Peering Internet Exchange(以下「EPIX」)との統合を通じて接続性を強化するため、Digital Edgeと戦略的協業を行うと発表しました。

EDGE1はジャカルタのダウンタウンに位置し、主要なインターネットハブに近接しています。この施設は6.0MWのIT負荷と、最大1,300ラックを収容できる5階建てのデータホールを備えています。

両社の協業により、Tencent CloudはEPIXプラットフォームに直接アクセスできるようになり、データ交換プロセスを効率的に合理化することができます。

キャリアニュートラルなインターネットエクスチェンジであるEPIXは、堅牢な冗長ネットワークプラットフォームに支えられた高速接続を提供します。通信事業者、ISP、コンテンツプロバイダー、企業などさまざまな参加者にとって貴重なリソースとなり、IPトラフィックの迅速かつコスト効率の高い交換を促進します。

ネットワークパフォーマンスの最適化、冗長性の強化、運用コストの削減など、EPIXはグローバルネットワークに接続するための理想的なプラットフォームを提供します。

26のリージョンと70のアベイラビリティゾーンにまたがるグローバルなインフラネットワークにより、Tencent Cloudはインドネシアのジャカルタにある2つのデータセンターを含む広範なカバレッジを誇っています。

Digital Edgeとの協業は、Tencent Cloudが新興市場、特にインドネシアにおいて接続性を促進し、デジタルインフラを強化することに専念していることを示すものです。

W.Media(Hazel Moises 記者)より抄訳・転載

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