ドイツの Maincubes がフランクフルトの新データセンターを発表
12,500平方メートルの施設で40MWを供給
ドイツのデータセンター会社Maincubesは、フランクフルトに新しい施設を建設し、そのプレゼンスを拡大しようとしています。
フランクフルトの南、ディーツェンバッハのライン・マイン都市圏に位置します。FRA04は、約12,500平方メートル(134,550平方フィート)のホワイトスペースと40MWのIT容量を提供します。
Maincubes は、60MWの電力を供給することを約束し、この用地を取得したと発表しました。施設は2027年に稼動する予定です。
「Maincubesが他のプロバイダーと一線を画しているのには、いくつかの理由があります」とMaincubesのCEOであるOliver Menzel氏は述べています。
「第一に、当社はヨーロッパの企業として独立し、データ保護とデータ主権に関する最良のソリューションを提供することができます。第二に、ハイパースケーラーや人工知能分野の企業がデータセンターを選択する際、効率性と持続可能性が極めて重要な要素であることを理解しています。環境管理監査制度(EMAS)登録とGRESBによるESGフレームワークの導入に成功したことで、当社は現在の顧客要件を満たすだけでなく、データセンター事業者に対する将来のEU規制要件にも備えています」。
Maincubes は現在、フランクフルトにFRA01データ センター、オランダのアムステルダムにもデータセンターを運営しています。同社はDigital Transformation Capital Partners (DTCP)が過半数を所有しています。
2015年、Keppel DC REITはフランクフルト郊外のオッフェンバッハに当時まだ建設されていなかったマインキューブ・データセンターを取得しました。
同社は2022年7月にフランクフルトに2つ目の施設を着工し、同年、フランクフルトに3つ目の施設、ベルリンに最初の施設を建設する計画を発表しました。
今年初め、Maincubesはその拡大計画に資金を供給するため、10億ユーロ(10億7000万ドル)以上の負債融資を確保しました。同社によると、稼働中または開発中の容量が100MWを超えるポートフォリオがあり、さらにパイプラインもあるということです。
この記事は海外Data Centre Dynamics発の記事をData Center Cafeが日本向けに抄訳したものです。
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