ジョージア州タイロンに96MWのデータセンター新設案

「プロジェクト・リタ」、アトランタ南西に2棟開発予定

ジョージア州ファイエット郡に、新たなデータセンターが計画されています。

Citizen紙の報道によると、ファイエット郡開発公社は 計画に際して 町北部の未開発地145.5エーカーの併合をタイロン町議会に対して要請しています。また同時にビジネス・テクノロジー・パークへのゾーニング変更も希望しています。
町議会は今週会合を開き、これらの件について協議する予定です。

この土地は「プロジェクト・リタ」(計画名)の拠点となります。総面積45,520平方メートルの平屋建てのデータセンタービル2棟と、敷地内の変電所が建設され、施設の総電力量は96MWとなる見込みです。

タイロンの担当者は、条件付きでこの要求を承認するよう推奨しています。

「プロジェクト・リタ」に関する報道は、11月に DRI 申請が州に提出されたことで表面化しました。このプロジェクトの背後にいる企業については現時点では不明です。

この敷地は、ガ・ハイウェイ74の西側に位置しており、より具体的には南側境界のカークリー・ロードと北側のフルトン郡境界/フェアバーン市境界の間に位置します。

タイロンは、アトランタ中心街から南西約30マイルに位置し、その市域は146.4エーカーほどです。フェアバーン市の市域は14.5エーカーです。

アトランタはデータセンターのハブ拠点で、フルトン郡とダグラス郡を中心に多くの開発が行われています。QTSは、ファイエット郡庁所在地であるファイエットビルのタイロン近郊に、大規模なデータセンターを計画しています。

この記事は海外Data Centre Dynamics発の記事をData Center Cafeが日本向けに抄訳したものです。

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