Rack Centre、ナイジェリア・ラゴスに12MWのデータセンター建設へ

ナイジェリア・ラゴスのイケジャ地区にRack Centreが12MWのデータセンターを建設する予定です。

同社は、先日行われたメディア向けパーリーおよびラゴスの現施設のデータセンターツアーで、この建設計画を発表しました。

この建設は、西アフリカにおけるデータセンターの能力を10倍に拡大するという同社の目標の一環です。

起工式は4月27日に行われる予定です。

新施設はRack Centre LGS 2として知られ、20,000平方メートル(215,280平方フィート)の緑地に設置されます。データセンター自体は、3,240平方メートル(34,875平方フィート)の賃貸可能なスペースを提供し、LGS1ーと合わせて13.5MWのネットIT負荷を持つことになるそうです。これは、2021年の拡張後に1,094平方メートルで1.5MWのIT負荷を持つLGS1よりも大幅に増加します。

同社のCOOであるEzekiel Egboyeは、次のように述べています。 「ラゴスキャンパスデータセンターは、西アフリカ最大のキャリアおよびクラウドニュートラルなデジタルインフラのハブとして成長しており、今回の拡張により、私たちの繁栄するエコシステムをさらに成長させるつもりです。」

Rack Centreは、コロケーション施設において、ハイパースケーラー、コンテンツおよびCDN、インターネットサービスプロバイダ(ISP)のホスティングを行う意向です。

同社は2012年に設立され、2020年にActisに買収されました。60社以上の通信事業者やISPを含むエコシステムを有し、Equianoや2Africaなどアフリカの南大西洋沿岸を結ぶ5本の海底ケーブルに直接相互接続できます。また、同社はアフリカで初めてEDGE Green認証を取得したデータセンターを有しているとしています。

別のデータセンタープロバイダーWIOCCは、2022年12月にオープンアクセスデータセンターのプラットフォームを通じてラゴスにデータセンターを開設しました。この施設は、7,200平方メートル(77,500平方フィート)以上のホワイトスペースで最大20MWのサイト負荷をサポートする計画で、3,200ラック分に相当し、40MWまで拡張することができます。

この記事は海外Data Centre Dynamics発の記事をData Center Cafeが日本向けに抄訳したものです。

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