ブラジルで情報機関データセンターが稼動開始

Zeittec社が超高セキュリティ施設を建設

ブラジルの情報機関(Abin)が、新しいモジュール型データセンターを立ち上げました。

Zeittec社によってこの施設が建設され、Tier IIIの基準で設計され 現在稼働中です。施設の正確な大きさ、規模、場所は公表されていません。

同社によりますと、データセンターが保持する国境への脅威、防諜、テロ、大量破壊兵器の拡散などを検知するための情報を含む機密データを保護するため、極めて高いセキュリティを備えているとのことです。

このセキュリティの一部には、CF120セーフルーム・テクノロジーが含まれており、最大2時間の火災に耐えられるようになっています。セーフルームは、ABNT 10636の認証を受けた耐火パネルと、NBR 6479の認証を得たドアで構成されています。

Zeittec社によると、建設はターンキーベースで行われ、Avin社のサーバーや資産も同社が移転させました。予防保守はZeittec社が担当し、問題が発生した場合はオンコールで対応してくれます。

Zeittec社は、マトグロッソ・ド・スル州公省およびクリチバのブラジル零細企業支援サービスSebrae-PR向けのモジュラー式「セーフルーム」データセンターも建設しています。現在、エスピリトサント連邦大学向けに300平方メートル(3,230平方フィート)のデータセンター、サントス港湾局向けにもう1つのデータセンターを建設中です。

ブラジルでは、Cirion社がサンパウロ州コティアに新しいデータセンターを計画中で、Eveo社はクリチバに新しいデータセンターを立ち上げ、V.tal社はフォルタレザに4MWの施設を追加しました。

この記事は海外Data Centre Dynamics発の記事をData Center Cafeが日本向けに抄訳したものです。

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