Vantageが日本初の大阪施設を竣工
DigitalBridgeが所有するKIX1キャンパスの2棟のうちの1棟
DigitalBridge傘下のVantageが、大阪キャンパスで最初の施設を竣工しました。
最近、LinkedInの投稿で行われた同社の発表によると、KIX11施設は28MWのIT容量を提供し、2026年初頭までに稼働する予定だとのことです。
同社は昨年5月、12エーカーのKIX1キャンパスに着工しました。完成すれば、2つの施設からなるキャンパスは485,000平方フィート(45,000平方メートル)に及び、68MWのIT容量を提供する予定です。キャンパス内の両ビルは、クローズドループの冷水システムを使用します。
大成建設がこのプロジェクトの主契約者です。
昨年末、Vantageは完全子会社であるPowerDC Holdco Pte.Ltd.を通じて、APAC地域での初回社債発行に成功したと発表しました。
Vantageが初めてAPAC市場に参入したのは、DigitalBridgeがPCCWのデータセンター事業を買収し、同社とAgileDCの両方をVantageに統合した後の2021年です。
APAC地域において、Vantageはマレーシアのサイバージャヤ、香港の安樂(On Lok)、葵涌(Kwai Chung)、火炭(Fo Tan)、オーストラリアのメルボルンでデータセンターを運営しています。
昨年5月、VantageはEMEA地域での事業拡大のため、7億5,000万ユーロ(8億1,300万ドル)の融資を受けました。同社はまた、2024年に台湾のデータセンターのために6400万ドルの融資を受けています。
現在、Digital Realty、NTT、Digital Edge、CyrusOne、Colt、AirTrunk、Stack、Telehouse、Equinixが大阪に進出しています。
この記事は海外Data Centre Dynamics発の記事をData Center Cafeが日本向けに抄訳したものです。
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