
OptiCoolとBeldenがラック内の液冷ソリューションで提携
統合システムで既設データセンターのAI対応が容易に
OptiCoolはBeldenと提携し、自社の液冷ソリューションを同社のデータセンター向けラックに統合します。
両社は、この提携によりデータセンター事業者がOptiCoolのリアドア型熱交換器とBeldenのラックおよびキャビネットを組み合わせることが可能になると述べており、これにより「高度な冷却システムをラック単位で直接提供し、信頼性と拡張性を備えたAI対応データセンター運用を実現できる」としています。
また、この取り組みにより既存のデータセンターをAIワークロードに必要なGPUの冷却要件へ対応させることが容易になると述べています。
Beldenのデータセンター担当グローバル責任者であるBrian Kennedyは、次のように述べました。「AIはデータセンターに求められる要件を変えていますが、必ずしもゼロからの再構築が必要というわけではありません。当社のラック、電源、通信配線の接続ソリューションとOptiCoolのリアドア型熱交換器を組み合わせることで、オペレーターは既存の空きスペースを現在の環境に影響を与えることなく、AI対応の容量へと実現可能です。これらのソリューションは、オペレーターが選択するあらゆるサーバー、ストレージ、ネットワーク構成に対応できるよう設計されています。」
両社は、ラックレベルで液冷ソリューションをパッケージとして提供することにより、従来の設計や既存設備との統合に伴う複雑さを排し、迅速な導入が可能になるとしています。また、1ラックあたり最大120kWの冷却に対応可能です。
OptiCoolの営業責任者であるMatt Robertsは、次のようにコメントしました。「Beldenとの提携は、より高密度なAIワークロードを計画している顧客が求める、より包括的なソリューションを提供するための重要な一歩です。BeldenのラックインフラとOptiCoolの二相式リアドア冷却技術を組み合わせることで、導入の簡素化、統合の課題の軽減、そして次世代データセンター環境の実現を支援できます。」
ニューヨークに拠点を置くOptiCoolは、リアドア型熱交換器のほか、冷媒ポンプ、アイルコンテインメントシステム、冷却分配ユニット(CDU)も提供しています。同社は今年初め、Sabey Data Centersへの液冷システム供給に関する提携を発表しています。
この記事は海外Data Centre Dynamics発の記事をData Center Cafeが日本向けに抄訳したものです。
















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