ボッシュ、10億ユーロ規模の水素燃料電池事業を計画

ドイツの多国籍企業であるボッシュ(Bosch)は、水素燃料電池に10億ユーロ(12億ドル)規模の投資を計画しています。

この投資の一環として、同社はデータセンター分野で使用される燃料電池プラントを建設する予定です。

同社は2021年から2024年にかけて、定置用燃料電池パワートレインに約6億ユーロ(7億2,500万ドル)、燃料電池マイクロパワープラントに約4億ユーロ(3億4,800万ドル)を投資する予定です。

Dr. Volkmar Denner会長は、「この数字は、ボッシュの気候変動対策への対応が、技術的に中立であるだけでなく、商業的にも積極的であることを明確に示している」と述べています。

「ボッシュは今年だけで100基近い定置用燃料電池プラントを稼働させる予定だ。今年だけで100基近くの定置用燃料電池プラントを稼働させ、データセンターや工業メーカー、住宅地などに電力を供給していく」

いくつかの企業がディーゼルバックアップから水素への置き換えを検討しており、特にマイクロソフトは48時間水素によるデータセンター稼働を成功させました。また、Keppelは、エネルギーと冷却両面での水素の利用可能性についての研究を進めています。

さらに今年、AtosとHDF Energyが、2023年までに水素を利用するデータセンターの建設を発表し、データセンター業界向けに多くの水素関連製品を発売しようとしています。

Data Center Dynamics

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