インドのIoTスタートアップ、ユニコーン・インディア・ベンチャーズを中心に50万ドルの資金を調達

スマートグリッドに特化したIoT通信・データ分析のスタートアップ企業Probus Smart Things社は、Unicorn India Ventures社が主導するブリッジラウンド(つなぎ資金調達)で50万米ドルを調達しました。

このラウンドには、Trimaster社のAnuj Khanna氏、Theia Ventures社のKiran Alla氏、Devdutt Shah氏、Urmin Group社のKuntesh Chandaria氏、Anmol Rastogi氏といった著名な後援者が参加しています。報道によると同社は今回の資金をインド国内や海外でのチーム拡大や事業の拡大に使用する予定です。

Probus社は公益事業者向けにハードウェアとソフトウェアの統合ソリューションを開発しており、同社が統合したエンドツーエンドのIoTプラットフォームを通じて配電網のデジタル化とネットワークの明確な可視化を支援しています。

Probus Smart Thingsの共同創業者兼CEO アナンド・シンによれば「この1年、パートナーである公益事業者と緊密かつ継続的に協力し、当社の通信・分析ソリューションを活用して配電網のコスト削減を支援してきました。夏のピーク時のCovid-19の第二波で厳しい時期にも、当社の現場チームはネットワークを稼働させるために必要不可欠なサービスとして働いていました。

2021年初頭には、スマートメーター統合用にインド初のDLMS準拠のRF製品を発表しました。当社のRFメッシュ製品を提供することで、インドと海外の両方におけるスマートメーターの次期要件を満たすことができると確信しています。

今回のブリッジラウンドには Unicorn India Ventures からの信頼に加えて、以前から当社を指導してくれている著名な業界専門家も参加しています。チームと製品を拡大し、需要に応えていくことを目指します。」

Unicorn India Ventures のマネージング・パートナーであるアニル・ジョシはこう語っています。「当社は昨年Probus社に投資し、現場でのインパクトを目の当たりにしてきました。IoTを活用して配電を改善し配送電ベンダーに配電レベルでの情報を与えることでグリッド故障率を下げることは、最先端の仕事です。

当社が主導する今回のブリッジラウンドは、Probus社に対する我々の信頼と、同社が公益事業分野で先駆的な変化をもたらしていることを証明するものです。Probus社は今後1年間、様々な電力会社、システムインテグレーター、計測器メーカーと強力なパートナーシップを構築し、様々なスマートメーターや削減機会損失に対応していく予定です。」

W.Media (Anuradha Nagar記者)より抄訳・転載

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