AWS、2025年に50億ドルのメキシコ・クラウドリージョンを計画
ラテンアメリカで2番目のリージョン
Amazon Web Services( AWS)は、2025年初頭にメキシコでクラウドリージョンを立ち上げる予定です。
同社は、ケレタロ州にある3つのデータセンターに今後15年間で50億ドル以上の投資を見込んでいます。
ラテンアメリカで2番目のリージョンとなり、既存のAWS南米(サンパウロ)リージョンに加わります。
市場シェアで世界最大のクラウド企業であるAWSは、ドイツ、マレーシア、ニュージーランド、タイの4つの今後のリージョンと、15の新しいアベイラビリティゾーンを公開中です。
同社は2020年にメキシコにAWS Outpostを、2023年にローカルゾーンをオープンしました。
メキシコの既存顧客には、Banco Santander Mexico、SkyAlert、Cinepolis、Aeromexico、Kueski、Bolsa Institucional de Valores(BIVA)などがあります。
「クラウド・サービスは日常生活に欠かせないものであり、メキシコのデジタル化と経済的変革を支援しています。」
「AWSのメキシコにおける投資と拡大は、信頼の証であり、メキシコ経済の多くのセクターにおいてニアショアリングのトレンドをサポートする条件が整っていることを示しています。また、AWSがメキシコの学生、零細企業、中小企業、デジタル起業家を大規模に育成するために投資することも歓迎します。」
AWSは過去5年間、このプロジェクトに取り組んできました。
データセンターは、既存の Huawei Cloud とオラクルの施設に加わることになります。マイクロソフトとGoogleもメキシコリージョンの開設を計画しています。
この記事は海外Data Centre Dynamics発の記事をData Center Cafeが日本向けに抄訳したものです。
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