エンピリオン・デジタル、東京に25MWのAI対応データセンターを建設
エンピリオン・デジタル (Empyrion Digital) は本日、日本の大手金融サービスグループと、東京に25MWのAI対応データセンターを開発する拘束力のある契約を締結したと発表しました。これは、同社が日本市場に参入する最初の事業となります。
JP1東京データセンターは、大手町、インターネット・エクスチェンジ、東京中心部から5 km以内の優れたネットワーク及び通信ファイバー接続を備えた戦略的な場所に位置し、延床面積約21,000平方メートルの5階建ての建物を想定しておりますが、必要な電力を確保しており、生成AIとハイパフォーマンス・コンピューティングのワークロードをサポートするAI対応システムの受け入れを可能とするセンターとして設計されております。
エンピリオン・デジタルの最高経営責任者(CEO)であるマーク・フォンは、同社の日本市場参入について次のように述べました。「 日本はアジアのデジタル・イノベーションにとって鍵となる市場であり、私たちは、東京のJP1を通じてその成長に貢献できることを嬉しく思っています。 」
このデータセンターは2027年後半までに稼動する予定で、建設は2025年に開始される予定です。JP1は、エネルギー効率を改善し、環境への影響を低減するための高度な冷却技術を装備する予定で す。
この戦略的な動きは、デジタルインフラへの需要が高い一方で、土地や電力資源が限られているアジアの中核市場でプレゼンスを拡大するという エンピリオン・デジタル の焦点に沿ったものです。現地の金融サービスグループとの提携により、日本市場における貴重なネットワークやリソースへのアクセスが可能になります。
W.Media (Hazel Moises 記者)より抄訳・転載
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