Googleがシチリア島でケーブル陸揚げ局開発を交渉中

Google、地中海ケーブルへのさらなる投資を計画中

Googleは、地中海を横断する海底光ケーブル網のインフラ整備のため、シチリア島に基地局を設置する計画についてイタリア政府と協議しています。

ロイター通信が最初に報じたところによると、ある内閣事務次官は、先進7か国(G7)閣僚会議の傍ら、記者団にこの話し合いを明らかにしたようです。

Alessio Butti次官は、「Googleは非常に興味を持っており、我々はシチリア島の基地局について協議しています」と述べました。

それ以上の詳細は明らかにされていません。

Googleはこれまで30本以上の海底ケーブルに投資しており、その多くはヨーロッパに陸揚げされていますが、地中海での海底ファイバーへの投資は今回が2度目となります。

GoogleはTelecom ItaliaのSparkle海底ケーブル部門と提携し、中東と南ヨーロッパ、アジアを結ぶBlue-Ramenケーブルを建設しています。

このケーブルは、2021年に初めて発表され、イタリア、ギリシャ、イスラエルを結んでいます。ケーブルの最初の部分は昨年開通しました。

BlueMedとして知られるSparkleのケーブルは、キプロス、フランス、ギリシャ、イスラエル、イタリア、ヨルダン、リビアに陸揚げ、または陸揚げ予定です。

Blueの他にも、シチリア島は複数の陸揚げ局で十数本の海底ケーブルの陸揚げ地点となっています。

この記事は海外Data Centre Dynamics発の記事をData Center Cafeが日本向けに抄訳したものです。

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