お菓子のモンデリーズがAWSを主要クラウドプロバイダーに選定
スナック菓子メーカーのMondelēz International(モンデリーズ)は、主要なクラウドプロバイダーとしてAmazon Web Services(AWS)を選択しました。
Mondelēzはすでに「数百のワークロード」をAWSに移行しており、特にERP全体をSAP RISEに移行する予定です。
Mondelēzは、この移行によって業務のセキュリティ、俊敏性、信頼性が向上することを期待しています。
MondelēzのCTO兼CISOであるKostas Georgakopoulosは、次のように述べました。「当社の成長戦略の重要な焦点は、デジタルトランスフォーメーションです。AWSは、企業全体のデジタルトランスフォーメーションをリードするために、社内のクラウドプラットフォームエンジニアリング能力を補完する戦略的パートナーです。」
「Mondelēzは、クラウド、AI、そしてSAP RISEのようなシステムによって、どのように成長を促進できるかについて明確なビジョンを持っており、同社がそのビジョンを実行しているのは本当に凄いことです。私たちのチームは、Mondelēzの組織と密接に協力し、その会社全体の継続的なイノベーションの基盤となるアーキテクチャ、アプリケーション、サービスを実装できたことを誇りに思います。」
Mondelēzの取締役会は7月に、グローバルERPとサプライチェーンシステムをアップグレードするための複数年プロジェクトに12億ドルの資金提供を承認しました。今回の発表はこれを受けたものです。このプロジェクトは、アクセンチュアが支援し、今後5年間で段階的に展開される予定でした。
Googleのケーススタディによると、同社は以前Google Cloudの顧客でした。
Mondelēzは1925年創業のKraft Foods Inc.の一部として設立されました。同社は約160か国で事業を展開し、2023年の年間売上高は360億ドルに達します。
この記事は海外Data Centre Dynamics発の記事をData Center Cafeが日本向けに抄訳したものです。
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