冬の嵐でコネチカット州にあるファイザーのグロトンデータセンターが停電

電力は回復するも、いくつかのハードウェア障害が発生

今週初めの激しい嵐により、コネチカット州グロトンのデータセンターで停電が発生しました。

この地域は2月17日に強風に見舞われ、週末に冬の嵐が発生し、数インチの雪が降りました。

NH Register報道紙が報じたところによると、この悪天候により、コネチカット州の住民15万人以上が停電したとのことです。

データセンターの停止は、グロトンのファイザーキャンパスにあると伝えられていますが、その後解決されました。

しかし、データセンターの電力が回復したとき、州行政サービス局のスポークスマンであるLeigh Applebyは、「技術チームが、修復に取り組んだいくつかのハードウェア障害を発見しました 」と述べました。

同報道紙によると、ファイザーのキャンパス内にあるデータセンターは、暴風雨の間、地域の電力会社から 「分離 」され、代わりに商用電源が失われた場合に備えて 「地域のコージェネレーションプラン」で稼働しているとのことです。

州警察の発表によると、この停電はコンピューター自動発送システムと、法執行管理システムの両方に影響を与えましたが、警察官が通報や911システムに対応するのを妨げることはなかったと述べました。

ファイザーのキャンパスは、コネチカット州グロトンにある大規模なデータセンターの1つで、約12,000平方フィートと考えられています。町にある製薬会社の160エーカーのキャンパスにあります。

2年前、グロトンの町は1年間のモラトリアムの後、12,500平方フィート(1,200平方メートル)以上のデータセンターを禁止することを決議しました。

この記事は海外Data Centre Dynamics発の記事をData Center Cafeが日本向けに抄訳したものです。

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