Crusoe、テキサス州アビリーンキャンパスでMicrosoftが顧客に

Microsoft、900MWをリースへ

Crusoeは、テキサス州アビリーンの同社キャンパスにおいて、残りのスペースをMicrosoftが引き受ける契約を締結したことを正式に確認しました。

Microsoftは、2棟の新設する建屋と自家発電設備を含む合計900MWの容量に関する契約を締結しました。建屋は、それぞれ336MWのIT容量を提供する予定です。

このリース契約により、同サイトの総発電容量は2.1GWに達する見込みです。

Microsoftのデータセンターは、OpenAIおよびOracleが現在利用しているアビリーンキャンパスに隣接する土地に建設されます。土地造成工事はすでに開始されており、最初の建屋は2027年半ばに稼働する予定です。

Microsoftが同サイトの容量を引き受けるとの報道は先週初めに浮上していましたが、その時点ではCrusoeは700MWのみをリースすると見られていました。

アビリーン市長のWeldon Hurtは、次のように述べています。「Microsoftをアビリーンのコミュニティに迎えられることを大変うれしく思います。Crusoeの既存のデータセンターキャンパスは、すでに数千の直接雇用を生み出し、地域経済を活性化させています。この新しいプロジェクトにより、地域経済はさらに強化され、飲食業や住宅建設業を支えつつ、市民に高賃金の雇用機会も創出されます。アビリーンのために責任ある取り組みを進めるパートナーとともに成長できることを誇りに思います。」

MicrosoftのCloud Operations & Innovation部門プレジデントであるNoelle Walshは、次のように述べています。「AIに対する顧客需要が拡大するなか、Microsoftは信頼性が高く責任あるインフラを大規模に利用できることに注力しています。Crusoeのアビリーンキャンパスは、次世代AIを支える大規模なインフラの一例であり、地域社会に長期的な価値をもたらします。」

併設する発電所は、MV BESSシステムと組み合わせて、Microsoftに900MWの「ビハインド・ザ・メーター(BTM:発電所併設型)」電力を供給する予定です。

これまで、OracleおよびOpenAIが同キャンパスの全容量を使用すると見られていました。しかし、両社は今年初めに計画を縮小し、約8棟のデータセンター建屋に相当する1.2GWで開発を終了することを決定しました。OpenAIは、この決定について追加容量は他のサイトに配分すると説明しています。

Microsoftは拠点を急速に拡大しており、直近の四半期だけで1GWのデータセンター設備を新たに稼働させました。2025年通年では合計2GWの設備を立ち上げています。

また最近、同社は地域コミュニティとの透明性を高めるため、今後のデータセンタープロジェクトに関する秘密保持契約(NDA)を求めない方針を明らかにしました。

この記事は海外Data Centre Dynamics発の記事をData Center Cafeが日本向けに抄訳したものです。

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