AWSがバンコクとコルカタにローカルゾーンを開設
タイとインドに低レイテンシEdgeサイト新設
Amazon Web Services (AWS)は、タイのバンコクとインドのコルカタにAWS ローカルゾーンを開設しました。
ローカルゾーン は、エンドユーザーやオンプレミスへの低レイテンシを必要とするアプリケーションをホストするための小規模なEdgeロケーションとして機能します。各ゾーンは、レイテンシの影響を受けやすいアプリケーションのために、人口密集地に近い場所で、コンピュート、ストレージ、データベースなどのサービスを提供します(通常はAmazonが既存のデータセンターを所有していない場所)。
今年11月には、アルゼンチン、デンマーク、フィンランド、オマーンにローカルゾーンを開設し、このプログラムを米国外に拡大することを推進しています。
6月には、米国内で17のLocal Zoneを展開し、海外では32のLocal Zoneを計画していると発表し最終的には、このようなゾーンを何百も立ち上げる見込みだといいます。
AWSは、通信サービス事業者の5GネットワークのエッジにAWSの計算およびストレージサービスを組み込む「Wavelength Zones」を7カ国で約29カ所運営し、Verizon、Vodafone、KDDI、SK Telecom、Bell Canadaといった企業と提携しています。
AmazonはEdgeFrontコンテンツ配信ネットワーク(CDN)も運営しており、47カ国90都市以上にある310以上のPoP(Point of Presence)にまたがっています。
最後に、AWS Outpostsを提供しています。これはお客様のデータセンターやオンプレミスの拠点にラックを発送・設置することができるものです。
この記事は海外Data Centre Dynamics発の記事をData Center Cafeが日本向けに抄訳したものです。
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