マイクロソフト、AzureクラウドSMB向け営業チームの150人をレイオフ
マイクロソフトは、AzureクラウドサービスやMicrosoft 365生産性アプリケーションの中堅企業への販売を担当していたチームの約150人を解雇しました。
Azureクラウドの売上が伸び悩む中、デジタルクラウド成長のためのチームの人員削減が行われました。今回の人員削減は、約1万人の従業員を解雇する計画の一部です。
The Informationによると、このチームは2年半前に2億ドルの予算で結成され、500人の従業員を育てる計画だったといわれています。
同グループは、マイクロソフトのWEBサイトを訪れたり、技術資料をダウンロードしたりした見込み顧客のデータを分析します。まず興味があるかどうかを確認した後、チームはその見込み顧客をマイクロソフト社の現場営業担当者に送ります。
このチームは、パンデミックにより従来の直接訪問ができない中で、新しい営業手法を構築しようと考えた chief commercial officer の Judson Althoff 氏が立ち上げたものです。
しかし、営業担当者側はこのチームが自分たちの販売活動の妨げになると考え、問題を抱えていたとThe Informationは報じています。
今回のレイオフは、マイクロソフトのクラウド事業が新型コロナの影響による成長から一転して減速し始めたことを受けて行われました。同社は、前四半期のAzureの収益の伸びを31%とし、前年の50%を下回ったと発表しています。
この記事は海外Data Centre Dynamics発の記事をData Center Cafeが日本向けに抄訳したものです。
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