Oracleがシンガポールに2番目のクラウドリージョンを開設
クラウドコンピューティングと、テクノロジーソリューションのグローバルプロバイダであるOracleは、東南アジアのテクノロジーハブで急速に拡大する人工知能(AI)と、クラウドサービスの需要に対応するため、シンガポールに2つ目のクラウドリージョンを開設しました。
Oracle websiteの公式ブログで、Oracle Cloud Regions Product Marketing ManagerのFrancesco Burruanoは、次のように述べています。「新しいクラウドリージョンは、東南アジア全域のあらゆる業種の当社の顧客と、パートナーが自社の、データセンターからOracle Cloud Infrastructure(OCI)にミッションクリティカルな、ワークロードを移行できるようにします。シンガポールの2つのリージョンは、シンガポールのデータレジデンシーと、主権要件に対応しながら、企業の事業継続性を強化するのに役立ちます。」
このブログでは、Oracle Cloud Singaporeの最初のリージョンが、東南アジアの1,000社以上の顧客のイノベーションニーズをどのようにサポートしてきたかについても明らかにしています。
新たに開設された2つ目のクラウドリージョンによりシンガポールは、オーストラリア、インド、日本、韓国といったアジア太平洋地域の他の国々に加わり、これらも2つ以上の専用クラウドリージョンを持つことになりました。
同氏は、「OCIのデュアルリージョン戦略は、データが国境内にとどまることを保証しながら、リージョン間のディザスタリカバリを可能にするため、OCIが事業を展開するすべての国に、少なくとも2つのクラウドリージョンを展開することです」とブログで述べています。
OCIは現在、24か国で39の商用パブリッククラウドリージョンを運営しています。 ブログでさらに、「シンガポールのこの新しいリージョンは、当社の分散型クラウドの一部であり、私たちは、より大きな制御と柔軟性でクラウドの利点を提供するとしています」と付け加えました。
W.Media ( Deborah Grey 記者)より抄訳・転載
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