Coevolution が Cologix のバンクーバー・データセンターで GPUaaS をホスティング
Coevolution(CoEvo)は、カナダのバンクーバーにあるCologixのVAN3データセンターにAI エッジのクラウドインフラストラクチャを展開すると発表しました。
CoEvoはGPU-as-a-Serviceの提供を通じて、AIワークロード向けに設計された高性能クラスタへのアクセスを企業に提供します。同社はまた、Platform-as-a-Service(PaaS)ソリューションとModel-as-a-Serviceレイヤーも提供します。
CoEvoのDong Wang CEOは、次のように述べています。「私たちは、北米およびグローバルな顧客固有の要件を満たす堅牢なコロケーション機能を持つCologixを選択しました。今回のVAN3での展開拡大により、当社のサーバー容量は倍増し、カナダ、米国、日本、韓国の顧客に迅速なスケーラビリティとグローバルなGPUaaSアクセスを提供することで、インフラに制限されることなくAIイノベーションを推進できるようになります」
Wang 氏は、カナダのパイロットサイトはすでに 「米国の上場企業顧客」 にサービスを提供しており、同社のクラスタは 「高度に熟練した社内エンジニアリングチーム」 によって管理されていると付け加えました。
VAN3データセンターは42,000平方フィート(3,902平方メートル)の敷地面積と5MWの電力容量を有し、20以上のネットワークへの大容量接続に加え、Amazon Web Services、Google Cloud Platform、IBM Cloud、Microsoft Azureを含むパブリッククラウド・オンランプへの直接アクセスが可能になっています。
「CoEvoによるGPUaaSの拡張は、カナダにおけるAIドリブン型ビジネスの成長を促進するCologixのコミットメントを示すものです。VAN3の高度なAIインフラは、グローバル企業が高性能GPUコンピューティングを活用して、よりAI中心となった世界でイノベーションを起こし、競争できるように支援します」とCologix Canadaの社長Sean Maskell氏は述べています。
Cologixは、北米12市場に40以上の「ハイパースケール・エッジ」データセンターと相互接続ハブのポートフォリオを有しています。同社は今年初め、成長計画に必要な資金を調達するため、債券と株式で15億ドルの資金を調達し、その後オハイオ州の145エーカーの土地を購入し、800MW規模のデータセンター・キャンパスを建設しました。
CoEvoはAIコンピュート・インフラを提供する企業です。同社のウェブサイトによると、同社はカナダで最初のAIプライベート・コンピュート・クラスターを構築し、今後は北米全域および世界的な拡大を目指すとされています。
この記事は海外Data Centre Dynamics発の記事をData Center Cafeが日本向けに抄訳したものです。
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