Vapor IOがKinetic Edge ExchangeをDigital Realtyデータセンターに導入

シカゴとアトランタから開始

米国のエッジ向けサーバーを提供するVapor IOは、同社のKinetic Edge Exchange(KEX)をDigital Realtyのデータセンターへ導入するためのパートナーシップを締結しました。

KEXは、企業間のデータ交換を容易にするプラットフォームです。KEXは、まずシカゴとアトランタのDigital Realtyの施設に導入されます。これにより、たとえば、DRTのシカゴまたはアトランタのセンターのいずれかを経由した場合、他のネットワークとのトラフィック交換が簡単にできるようになります。

Vapor IOの創設者兼CEOであるCole Crawford氏は、次のように述べています。「エッジアプリケーションでは、現状よりも桁違いな遅延の抑制が要求されるため、インターネットではエッジ側でネットワークを相互接続(インターコネクト)する新たな手法が必要となっています。

「Kinetic Edge Exchangeは、エッジでデータ交換するための中立的ホストプラットフォームを提供し、5Gの環境におけるインターネット・トラフィックの高速化を実現し、 バックホール での輻輳の削減と低遅延サービスの提供を可能にします。」

KEXの仕組み

Vaporの声明によると、「インターネット上のデータを移動するには、トラフィックを相互接続し交換するための多くのネットワークが必要とされます。」

「トラフィックエクスチェンジでは、しばしば「ピアリング」と呼ばれるビジネス上の関係性を通じてネットワークが集まり、データ交換を行います。 データ交換を簡素化することで、アプリケーション開発者、コンテンツプロバイダー、およびネットワークオペレーターは、ルートを最適化し、より良く、より予測可能なユーザーエクスペリエンスを提供できるようになります。」

「Vapor IOのKinetic Edgeコロケーションプラットフォームの利用テナントは、仮想および物理的な ミートミールーム (MMR)を使用して相互接続が可能となります。」

Image by evertonpestana from Pixabay

Data Center Dynamics

原文はこちら

関連記事一覧

  • コメント ( 0 )

  • トラックバックは利用できません。

  1. この記事へのコメントはありません。