AWSがチリで2番目のデータセンター建設へ
1月にチリ初のデータセンターを発表
AWSは、チリのサンティアゴに2つ目のデータセンターの認可を取得しました。
BNAmericasが最初に報じたところによると、AWSは環境審査機関(SEA)からHuechurabaデータセンター計画の承認を得ました。Huechurabaはチリの首都北部にある郊外です。
AWSは今年1月、同じくサンティアゴにあるチリ初の施設の認可も受けています。
同社はそれぞれのプロジェクトに2億500万ドルを投資する予定です。
新しいHuechurabaデータセンター計画では、10.9ヘクタールの敷地に2棟のビルを建設します。SEAの資料によると、1棟目は8,000平方メートル(86,100平方フィート)のデータセンタースペースを提供し、2棟目は2フロアにわたって10,400平方メートル(112,000平方フィート)を提供するようです。
また、施設にはオフィス、低水量空調・冷却システム、防火管理システム、23台の非常用発電機も設置されます。
第1期工事は、1号棟の前半部分にあたるインフラ、キャンパス外構となります。これは2026年2月までに完了する予定です。第2段階では建物の後半部分が建設され、第3段階では第2棟が建設されます。
データセンターの容量は公表されていません。
AWSは第3の施設としてサンティアゴのプエンテ・アルト・コミューンを申請しましたが、これは2023年にSEAによって却下されました。
同社は2017年に初めてチリへの投資を検討し、2023年にサンティアゴでローカルゾーンを立ち上げました。
現在、サンティアゴではEquinix、GTD、EdgeConneX、Google、Scala、Aligned、Databyteなどの事業者が事業を展開しています。
Googleも、サンティアゴのCerrillosに2億ドルを投じ、2つ目のデータセンターの建設を申請していましたが、この決定は水の問題で2024年2月に撤回されました。
CBREの最近レポートによれば、サンティアゴの賃貸料は1kWあたり月額500ドルに達したとのことです。
この記事は海外Data Centre Dynamics発の記事をData Center Cafeが日本向けに抄訳したものです。
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