AWS、バージニア州北部のワ―レントンにある42エーカーの土地に約4,000万$を支払う

データセンター建設を許可するように町が法律改正後、AWSがこの土地を購入

AWSは、フォーキア郡ワーレントンにある41.7エーカーの土地を3970万ドルで購入しました。

Fauquier Nowの報道によるとAWSは先週、Blackwell Road、Lee Highway、およびRoute 17 Spurに位置するこの土地の契約を締結しました。

この取引は1エーカーあたり952,000ドルとなり、北バージニア州の郡の歴史の中で最大の不動産取引と言われています。グレーターワシントンDC地域で不動産の開発・管理を行っているWeissberg Investment Corp (WIC)からこの土地 を購入しました。

AWSはこれまで、同地にデータセンターを建設する計画があることを表明してきましたが、まだ地元当局に計画書類を提出していません。

「Amazonはデータセンターの申請書を提出しておらず、町の当局にレイアウトやデザインの提供もしていません」と、町長のブランディ・シェーファー氏はFauquier Nowの取材にこう答えています。「私の知る限りでは、これは急ぎの案件ではなく、年内に最初の申請があるかもしれないというところです」

Amazonは6月にワーレントンにこの区画を購入してデータセンターを建設したいと明らかにしましたが、それは町がこの地域にデータセンター建設を可能にする区画整理法を変更できる場合に限られていました。同社はワーレントンに「非常に興味がある」と述べていました。

7月に地元当局は、町議会の特別使用許可の承認を経て、町内にデータセンター建設を可能にする新しいゾーニング規則を承認しました。この動きが地元でのデータセンター建設ラッシュにつながるとは思えませんが、AWSの新しい敷地は町がデータセンターに適しているとしている2カ所のうちのひとつです。もうひとつは、 Falmouth Street 615にあるSivaco社のワイヤー工場跡地28.8エーカーです。

AWSは国防総省の近くにあるWarrenton Training Centerキャンパスに、2016年に建設されたデータセンターを持っています。また近隣のヘイマーケットやマナサスをはじめ、アッシュバーン、シャンテリー、マクネアなど、バージニア北部の他の地域にも多数の施設を所有・運営しています。

この記事は海外Data Centre Dynamics発の記事をData Center Cafeが日本向けに抄訳したものです。

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