AWSがインドのデータセンターに20億ドルを追加投資

ハイデラバード以外も含むテランガーナ州全域に投資予定

Amazon Web Services(AWS)が、インドのテランガーナ州のデータセンターに20億ドルの追加投資を検討していることが報じられました。

The India Economic Times(ET)が最初に報じたところによると、同社はデータセンター機能の拡張についてインド州と協議中だとのことです。

テランガーナ州のDuddilla Sridhar Babu・IT大臣はETに対し、次のように語りました。 「Amazonはハイデラバードだけでなく、テランガーナ州全体のデータセンターに20億ドルを投資することに興味を示しています。我々の話し合いの中で、彼ら(AWS)は、特にデータセンター開発に焦点を当て、今後4~5年間でこの投資を行う計画を話していました。」

AWSは、2022年11月にハイデラバードのクラウドリージョンを立ち上げました。この計画は2020年に明らかにされ、同社は2016年のムンバイのデータセンターリージョンの立ち上げに続き、この都市に28億ドルの投資を見込んでいます。このリージョンには3つのアベイラビリティゾーンがあります。

ハイデラバードリージョンの拡大計画は、Sridhar Babu大臣がAWSと会談するためにカリフォルニアを訪問した後の、2024年8月に浮上しました。ハイデラバード以外のテランガーナ州に投資される可能性があるとの情報とともに、その額が示されたのは今回が初めてでした。

Sridhar BabuはETの取材に対し、この事業拡大が主にAIによって推進されていると付け加えました。

同氏はまた、「Amazonはこのポテンシャルを認識し、この地域への大規模な投資を熱望しています。私たちは、テランガーナ州全域に多様な立地の選択肢を提供することで、説得力のある事例を作り、Amazonのデータセンター進出先として当州を確固たるものにしていきます」と述べました。

この記事は海外Data Centre Dynamics発の記事をData Center Cafeが日本向けに抄訳したものです。

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