Chennai, Tamil

Colt、インドのチェンナイに10エーカーの土地を取得

2027年までに70MWのデータセンターを計画

Colt Data Centre Services (Colt DCS)は、インドのチェンナイで新たなデータセンター開発用地を取得しました。

同社は今週、タミル・ナードゥ州チェンナイに10エーカーの土地を取得したと発表しました。Coltは2027年までに同市のアンバトゥール地区にデータセンターを建設する予定です。

Colt DCSのチーフ・コマーシャル・オフィサーであるRichard Wellbrockは次のように述べています「当社はインドのデータセンター市場を重要な成長機会と捉えており、引き続きその発展を支援していきます。チェンナイに新拠点を設立したことで、この市場に対する当社のコミットメントが倍増し、この繁栄する地域への当社顧客の進出をより促進できるようになりました。」

Coltは昨年、ムンバイに大規模なキャンパスを建設し、インドへの進出計画を発表しました。そして9月には、チェンナイに2つ目のインド・キャンパスを建設すると発表しました。その際、10エーカーの敷地で120MWを供給すると発表しました。

Fidelity Investments傘下の同社によると、これは世界で18番目のColtデータセンターになるといいます。

Colt DCSのインド担当カントリー・ヘッドであるPratap Maneは、こう述べています。「チェンナイは、複数のケーブル陸揚げ局や大企業が存在するため、当社のインドにおける拡張計画にとって、常に戦略的に重要な場所でした。タミル・ナードゥ州政府も非常に積極的で、チェンナイをインドにおけるデータセンターの第一の目的地として発展させることに熱心です。」

Colt はナビ・ムンバイに10棟のキャンパスを開発中です。6万2,000平方メートルの敷地に40のデータホールと4万平方メートルのデータセンター・ホワイトスペースが建設されます。総容量は150MWで、第1段階では18MWが利用可能です。

チェンナイでは、NTT、Web Werks、CtrlS、STT GDC、Digital Realtyなどが、主に アンバトゥール で開発を進めています。

この記事は海外Data Centre Dynamics発の記事をData Center Cafeが日本向けに抄訳したものです。

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