Medallion、ナイジェリアのラゴスにデータセンター開設

今月中に社名を Digital Realty に変更

ナイジェリアのデータセンター企業Medallion Data Centresは今月、ラゴスに新しいデータセンターを開設します。

TechEconomyとTechBuild.Africaの報道によると、Medallionは、10月24日の正式サービス開始に先立ち、ナイジェリア最大の都市に2つ目のデータセンター(LOS2)を開設すると発表しました。また、同社は今月、Medallion のブランド名を廃止し、Digital Realty の名称を採用する予定です。

Digital Realty は、アフリカのインフラ投資会社 Pembani Remgro Infrastructure Fund と共に、2021 年 10 月に Medallion を買収しました。当時、同社はラゴスと首都アブジャで2つのデータセンターを運営していました。

既存のLOS1は現在、200平方メートル(2,150平方フィート)で2MWを提供しています。

2022年のMedallionの販売カタログによると、当時LAG2として知られていたものは、市内のビクトリアアイランド地区にある同社の既存のラゴスデータセンターの隣のサイトで、1MWと232ラックを提供する予定でした。カタログでは、2023年第1四半期の立ち上げを示唆していました。

最近のDigital Realtyのカタログによると、新しいLOS2施設は200平方メートルで1MWを提供し、キャンパスは最大20MWを提供できるようです。

Medallionの販売カタログには、ラゴスのレキ地区にある別のデータセンターが2MWを提供し、2Africa海底ケーブルをホストするケーブル陸揚げ局として機能すると記載されています。CLSは2023年第2四半期に、データセンターは2024年第2四半期に開設される予定です。

また、同じくビクトリア島に60MWのキャンパスを建設する可能性も指摘されています。初期容量は2024年第4四半期に開始される予定です。最大100MWの4つ目のキャンパスはラゴスのイケジャ地区に計画されており、初期容量は同じく2024年第4四半期になる見込みです。

また、ガーナのアクラにも2MWのCLSが計画されています。パンフレットによると、陸揚げ局は2023年第2四半期、データセンターは2024年第2四半期に立ち上げる予定となっています。

この記事は海外Data Centre Dynamics発の記事をData Center Cafeが日本向けに抄訳したものです。

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