Digital RealtyとAscenty、メキシコのケレタロにDC建設へ

初のメキシコ進出

Digital RealtyとAscentyが、メキシコに進出します。両社は、メキシコのケレタロ州に2棟の施設を建設し、初期フェーズは2021年、完成時の容量は36MWになる予定です。

Ascentyは、Digitalと投資会社Brookfield Infrastructureによる合弁会社で、中南米でのデータセンターや光ファイバ回線の構築に特化しています。

テナントからの支持

両施設とも、米ドル建てのマルチメガワット規模の長期アンカーテナント契約を結んでいます。

Digital RealtyのCEOであるA.William Stein氏は、次のように述べています。
「我々は、中南米地域におけるパブリッククラウドの可用性や、デジタルトランスフォーメーション戦略の拡大に関しサポートできることを嬉しく思う。メキシコとメキシコシティは、当社の21番目の国、45番目の都市となる、またカバレッジ、キャパシティ、接続性を拡張していく当社のグローバルプラットフォームロードマップ上での重要なマイルストーンでもある。」と述べています。

AscentyのCEO Chris Torto氏は、次のように述べています。「メキシコは、中南米をリードするテクノロジーハブとして台頭してきている。メキシコシティは世界最大の大都市圏の一つであり、メキシコは中南米で2番目に人口が多い国で、1億2,000万人以上の人口を抱え、インターネット利用人口の割合は着実に増加している。メキシコでの最初の2施設の開発は、包括的なデータセンター・接続ソリューションにより、地域全体のデジタルトランスフォーメーションをサポートする我々の能力を向上させるだろう。」

同社はブラジル国内では、サンパウロ、リオデジャネイロ、フォルタレーザにある既存データセンター間を結ぶ、4,500キロの光ファイバ網を運営しています。

Data Center Dynamics

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