Stack、アリゾナ州フェニックスに150MW施設を建設へ

Stackが1年以内に計画する7番目のプロジェクト

Stack Infrastructure(Stack)は、米アリゾナ州フェニックスの79エーカーのサイトに150MW規模のデータセンターの建設を計画しています。

Avondale Techplexの施設は、データセンターキャンパスとして設計された新しいサイトで、10万平方メートル(100万平方フィート)をカバーし、アリゾナの多くの太陽光発電所からの再生可能電力にアクセスします。

インセンティブ

アリゾナ州は、地震、ハリケーン、竜巻、洪水などの自然災害の統計的リスクが全米で最も低い地域ですが、さらに重要な点として、州はデータセンターに税制上の優遇措置を与えています。Stackは、フェニックスのサイトには、データセンター向けの機器の購入と人件費の両方に対する10年間の免税や、州および地方売上税の還付が与えられていると述べています。画像に alt 属性が指定されていません。ファイル名: shutterstock_180582089.jpg

「Stackはフェニックスに大きな可能性を見ている。電力・光ファイバ・土地へのアクセスは、大規模なオポチュニティを提供する。アリゾナ州とAvondale市のチームは真のパートナーだ。」とStackのCEO、Brian Cox氏は述べています。「この新しい市場は、米国で最も重要なハイパースケール・アベイラビリティゾーンの1つであり、スケーラブルな容量、再生可能エネルギー、および南西部の持続的な成長に、比類のないアクセスを顧客に提供する。」

Stackは先月、既存のアトランタ近郊のキャンパスに隣接する6エーカーの土地に2棟目のデータセンターを開発することによる、アトランタ拠点の拡大計画を発表しました。計画中の12MW施設は、キャンパスの容量を倍増させます。これは、昨年発表されたStackの6番目の拡張プロジェクトでした。

Stackは1月、バージニア州プリンスウィリアム・カウンティに125エーカーのハイパースケールデータセンターキャンパスの建設計画、そしてカリフォルニア州サンノゼキャンパスに32MWのデータセンターの増床計画を発表しました。

2019年10月には、オハイオ州ニューアルバニーのTier IIIデータセンターを買収しました。更に戻ると、2019年9月には、ポートランドのデータセンターキャンパスを80MWへ拡張する計画を立てていました。2019年6月には、シカゴの既存施設に隣接する20MWデータセンターの計画も立てています。

ハイパースケール顧客向けにホールセールデータセンターを構築する同社は、T5およびInfomartの資産を使用し、投資家のIPI Partners によって2019年1月に設立されました。

Data Center Dynamics

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