Edge Centres、日本に2か所の「オフグリッド」データセンターを建設へ
関東と九州での再エネ発電エッジ施設と共に、初の海外進出を発表
オーストラリアのデータセンター企業Edge Centres(エッジセンターズ)が、日本国内2か所の施設の建設計画を発表しました。
同社は、IT戦略企業のAlan Kei Associatesと提携し、年内に最初の施設(ECJ1)を関東地方の南東部に導入する予定としています。
Edge CentresのCEOジョナサン・イーヴス氏は次のように述べています。「この最先端のオフグリッド・データセンターは、Edge Centresのデータセンターの能力と、そしていかなる場所にも展開できるその能力を際立たせるものである」
最初の施設は、政府機関や企業顧客向けのショーケースとして使用され、2番目の施設(ECJ2)は日本の最南端に位置する九州に計画されています。
Alan Kei Associatesの共同設立者であるジュリアン・ロイド氏は、「日本のデータセンター市場は東京と大阪に集中しているが、その他の都市でも多くのビジネスチャンスがある。そしてそれはハイテク・イノベーション・ハブの成長を促し、日本政府が推進するデジタルトランスフォーメーションも支援するだろう」
Edge Centresは、風力発電や太陽光発電などの電力を利用した「オフグリッド」データセンターを提供し、バックアップとして電力網に接続しています。同社はオーストラリア国内では、ニューサウスウェールズ州のグラフトンとダボ、クイーンズランド州のトゥーンバ、ビクトリア州のベンディゴにある4か所の施設が完成あるいは開発中です。
Data Center Dynamics
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