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Amazonが新たに14の再生可能エネルギープロジェクトを発表、米国で最大の再エネ購入企業に

Amazon(アマゾン)は、既にヨーロッパでの最大の再生可能エネルギー購入企業であることに加え、米国でも最大の再エネ購入企業となりました。同社は、2015年以降、それまで法人最大のグリーンエネルギー顧客であったGoogleから王座を奪いました。

同社は今週、米国、カナダ、フィンランド、スペインでの新たな14件の再生可能エネルギープロジェクトを発表しました。

Amazonは現在、全世界の232のプロジェクトで合計10GW以上の再生可能エネルギー投資を行っています。この中には、85件のユーティリティスケール(発電所規模)の風力・太陽光発電プロジェクトと、147件の施設や店舗の屋根に設置する太陽光発電プロジェクトが含まれています。

Amazonの創業者兼CEOであるジェフ・ベゾス氏は次のように述べています。「私たちは、パリ協定よりも10年早く、2040年までにネットゼロ・カーボンの『Climate Pledge』を達成するために懸命に取り組んでいる。私たちの米国および世界各地での風力・太陽エネルギーへの投資は、環境に優しい技術への投資が地球と人類にとって正しいことであること、また、あらゆる業種のあらゆる規模の企業が長期的に成功するために必要であることを示すものである」

同社の14件の新規プロジェクトのうち、11件は米国を拠点としています。これらには、アーカンソー州、ミシシッピ州、ペンシルバニア州におけるAmazon初の太陽光発電プロジェクトや、イリノイ州、ケンタッキー州、インディアナ州、オハイオ州における追加プロジェクトが含まれています。Amazonは現在、米国内では54プロジェクト、合計6GWを保有しており、企業としては米国最大の再生可能エネルギー購入者となっています。

カナダでは、アルバータ州に375MWの太陽光発電所を建設し、2022年の稼働を予定しています。

ヨーロッパでは、Amazonはフィンランド初の再生可能エネルギープロジェクトへの投資を行います。これはフィンランドの西海岸近くに位置する52MWの風力発電所で、2022年に操業開始が予定されています。また、スペインでは5番目の太陽光発電プロジェクトを追加し、2023年から152MWの発電を開始する予定となっています。

同社は4月に、米国、カナダ、スペイン、スウェーデン、英国で新たに9つの再生可能エネルギープロジェクトを発表しました。同社は、欧州では2.5GWの再生可能エネルギー容量を購入し、同地域における最大の再生可能エネルギー購入企業となったと述べています。これらの投資により、同社は当初の目標である2030年を5年前倒しして、2025年までに再生可能エネルギー100%を達成することができると、当時述べていました。

「電力システムの脱炭素化を加速するためには、民間企業全体で新たなレベルの野心を持つことが必要です。世界中で再生可能エネルギーへの投資と導入を行うAmazonのリーダーシップは、新たなイノベーションへの道を開き、気候変動が地球、人々、企業にもたらす真の脅威に対処するために必要なペースで拡張する能力をもたらします」Renewable Energy Buyers Alliance (REBA)のCEO、Miranda Ballentineはこのように述べています。

Googleが世界最大のグリーンエネルギー顧客になったと発表した2015年当時の購入量は2GWで、これはAmazonが現在積み上げている量の5分の1にあたり、再生可能エネルギー利用が進んでいることを示しています。

Data Center Dynamics

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